人生を豊かにする生涯学習

子どもの学習意欲を高めるにはどうしたらいい?

お子様をお持ちの方なら、勉強するのが苦手・嫌いな我が子のやる気を出させるにはどうしたらいいのかとお悩みの方も多いことでしょう。

ただ頭ごなしに「勉強しなさい」と言っても、子どもはモチベーションを上げられずにますます勉強が嫌いになってしまうかもしれませんし、嫌々やった学習はなかなか身につきません。

ここでは子どものやる気を引き出すための方法について見ていきたいと思います。

子どもに選択させる

子どもにやる気を出させることの一つとして、「選択肢を与える」という方法があります。

例えば「今から宿題やる?あとでやるなら何時からやる?」など、子どもに自分で考えさせて選択肢を与えるようにします。

子ども自らに行動を選択させることで、責任や自尊心をもって行動できるようになります。

責任感や自尊心のある子どもは自分に自信を持てるようになり、「難しそうなことでも挑戦してみよう」と更なるやる気にも繋がります。

苦手科目の前に得意な科目から勉強させましょう

脳内にある「線条体」という器官は、依存や快楽と関係があるとされている部分で、いわゆる「やる気スイッチ」とも呼べる器官になります。

そしてこの線条体は「行動の結果、報酬がある」という状況において活発に動くことが判明しており、つまりご褒美を用意することでやる気を上げることができるといわれています。

子どもにとって、苦手な教科の勉強というのは気持ちが落ち込んでなかなかやる気になれないのが普通です。

そんなときにはいわゆる脳内のやる気スイッチを押すために、子どもが得意な教科の簡単なテストなどを作ってあげ、よくできたら褒めてあげましょう。

このとき「すごいね」だけでなく「お母さんも嬉しい」と言ってあげるとさらに効果があります。

「お母さんに喜んでもらえた」というご褒美で子どもの「線条体」を活発にさせてから、苦手教科に取り掛かるようにするとやる気をもったまま勉強にとりかかれますし吸収率や効率がよくなります。

学習しやすい環境を作る

家庭環境を子どもが学習しやすい雰囲気にすることがとても大切です。

まずはいつも勉強する場所をなるべく子どもに選択させて決めます。

勉強する場所は、実は一人になってしまう子ども部屋ではなく、リビングなど母や家族の目線があるところの方が、子どものモチベーション維持に効果があるといわれています。

次にそこから目に入るところの勉強道具以外のものを片付けます。

おもちゃやゲーム、漫画などが勉強する場所から目に入るところにあると、気が散ってしまいやる気が出てきません。

また、実際に勉強する時には姿勢も意識させてみましょう。

勉強を始めるまでに一度目を閉じて気持ちや情報をリセットさせます。

背中をまっすぐにして、そのまま少し前に倒すようにすると、視野が狭まり勉強以外の情報が入りにくくなって集中力が上がるといわれています。

もちろんこれは子どもに限らず大人でも同じことがいえますので、なにかに集中して取り掛からなければならないときはご自身でも実践してみてくださいね。

子どもの学習意欲を高め、維持するためには環境・雰囲気づくりに注力を注ぎましょう。

例えば、スポーツ選手の子どもが同じようにスポーツの道へ進んだり、芸能人の子どもが二世タレントとして芸能人になることが多いのは、子どもが小さい時から家庭環境がそのような雰囲気になっているためです。

これを学習環境に置き換えれば、勉強をすることが当たり前の雰囲気になっていれば、自然と勉強するようになるということです。

子どものために、家庭内が学習しやすい環境になっているのか改めて確認してみましょう。

好奇心を刺激する経験をさせてあげる

勉強だけに限らず、学習意欲を高めるということには、誰と出会うか、どんなことを経験したかも大切です。

たとえば、習い事をすると家族以外で子どもに大きく影響を与える第三者との出会いがありますし、それ以外にも博物館や科学館という場所ではイベントや体験型のワークショプなどもたくさんあります。

そのような場所に子どもを積極的に連れていってあげ、親子で一緒に楽しむような時間を持つようにしましょう。

子どもが好奇心を刺激されるシーンが多ければ多いほど、自ら学びたいという意欲が芽生える機会にも恵まれることでしょう。

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